

どうも、ぜんT@世捨人東大生です!今回はいかに柔軟な思考を身につけるか。というところを徹底解説していきます!
どんな時でも問題を把握し、その問題を解決するための最適解を模索する
これが柔軟な思考を得る為の全てです。それでは深掘りしていきましょう!
柔軟な思考とは?
柔軟な思考とはそもそもどういった思考のことを指すのでしょうか?
自分が行き詰まった時や、何か困った時、頭を柔らかくしてその状況に対応したり、その状況を解決する策を上手く思いつくことができる。そういった思考回路、思考のことを柔軟な思考と表現します。
要は対応力に富んだ思考が柔軟な思考です。
柔軟な思考を身につけるたった一つの考え方

常にどんな時でも問題を把握し、その問題を解決するための最適解を模索する姿勢
これが柔軟な思考を身につけるための全てです。この上記の姿勢、考え方を身につけることさえできればあなたの思考は以前よりはるかに柔軟に、はるかにクリエイティブになります。
柔軟な思考というと、突拍子も無い方法を思いついたり、周りがあっと驚くような独創的な解決策を思いつくことだ、という説明をする人がいますが、これは完全な間違いです。
確かに周囲の人などの柔軟な思考を行っている人の頭の中が見えていない人たちは、なぜそんな柔軟な解決策を思いついたのか理解ができませんから、そのアイデアが素晴らしく独創的な思考法から生まれてきたのだ、という勘違いをしてしまいます。
ですが、思考を行っている本人はひたすら純粋に目の前の問題をどう解決するか、その為には何をすべきか。ということのみ考えてアイデアを出しているのです。
突拍子も無い柔軟なアイデアの正体は、「皆が見えていなかった問題を的確に把握し」「皆が見えていなかった解決策を的確に見つける」というこの2つの行為の結果なんですね。
では、続きの章ではこの柔軟な思考のための姿勢をいかに身につけていくかを、前半部分「問題を把握する」と後半部分「最適解を模索する」そしてまとめ「常にどんな時でも」に分けて、解説していきます。
柔軟な思考の為の「問題把握のやり方」

柔軟な思考ができるか否かは、まずこのアイデアで解決したい問題をいかに的確に、明確に把握するか、ということにかかっています。
遊園地に行こうにも、その遊園地の場所が明確になっていなければ、素晴らしい遊園地への行き方なんて思いつきようがないわけです。
ではこの遊園地の場所を正確に把握する為には何をすればいいのかを解説していきます。
問題を把握する為に重要なのは、事実と、そうで無いものを明確に分類することです。
この事実を的確に把握する能力が柔軟な思考獲得の為には最も大切といっても過言ではありません。
例えば、
会社の今月の売り上げが先月と比較して50%も減少してしまった。この急な売り上げの減少は大問題である。なので私たちの会社は商品の売り方を変える必要がある。
と上司Aさんからの提案があったとしましょう。ここでいう事実は
会社の今月の売り上げが先月と比較して50%減少した。ということのみです。
- この売り上げの減少は解決すべき問題である。
- 商品の売り方を変える必要がある。
というのはAさんの意見にすぎません。
この差を明確に理解することです。そうしなければ、例えば先月は夏休みで、お客さんがたくさんいただけで、会社の売り上げの減少は時期的な問題で毎年の変化と変わらないかもしれません。だとすればこの売り上げの減少に着目するよりももっと重要な課題があるかもしれません。
商品の売り方を変えるべきというのだってそうです。こうした意見であったり、偏見に歪められてしまった事実をいかにそのまま、いかに事実のまま取り出して理解できるか。というところが重要です。騙されないようにしましょう。
柔軟な思考の為の「事実把握法のコツ」
その為のコツは論理関係の把握。です。因果関係と相関関係を間違えないようにすることです。
因果関係とは、Aすれば必ずBになる。というそもそも直接的に影響するものです。
相関関係とは、Aしている人はBであることが多い。という影響があると考えられる関係のことです。
これを履き違えてしまうと、どんどんと正しい事実の形から離れていってしまいます。逆に言えばここさえ間違えなければ事実をしっかりと事実の形でうけとめることができるようになります。
柔軟な思考の為の最適解の模索方法


的確に問題が把握できた後、その問題の解決のための最適解を見つける為にはどうすればいいのか。解説していきましょう!
柔軟な思考の為の「問題の細分化」
問題に対して解決策がぱっと思いつきましたか?もし思いつかなければ、その問題は複数の問題の複合された形であることがほとんどです。
ではその問題がどんな問題の複合で形成されているのか。それは上の問題の把握の仕方の章で説明した方法を使って的確に問題を割り出しましょう。
こうして、解決策が直接的な行動にまで結び付けられるところまで問題を細分化しましょう。
例えば東大に受かりたい。と思った時、それは難しい問題かもしれませんが細分化すれば数学と理科と国語と英語ができるようになればいいだけです。では数学は、、、とどんどんと細分化していきましょう。そうすれば最終的にはこの参考書のこの部分をできるようになればいいのか。という直接的な行動に結びつきます。
柔軟な思考の為の「問題把握のやり直し」
こうして考えていった中で、これといって良い解決策が思いつかなかった場合、あなたの問題の把握の仕方がいまいち失敗している可能性が高いです。
そういった時は問題把握を行う中で、自分の認識が間違っていなかったか、今一度見直してみましょう。
これだけで一気に道が開けることも多々あります。
柔軟な思考の為の「参考の収集」
柔軟な思考において問題から最適解を導き出す為には、先人や周りの人、または一流の人たちがどうやって問題解決しているか、という事例をどれだけたくさんストックしておけるかが非常に重要です。要はカンニングですね笑
今の時代こういうネット上のページであったり、SNSなどでいくらでも情報収集ができるようになりました。こういった状況を活用しないのは非常に勿体無いです。同じような分野や、それに限らずいろんな分野の一流の人々の問題解決する様をみてみましょう。自分の分野に応用できる事例がゴロゴロと転がっているのがわかると思います。
こういった参考をいかに集めて自分のアイデアに流用するかも、柔軟な思考の獲得の為には重要です。
参考の収集を含め、思考力、考える力を鍛える為のインプット術を下記の記事にまとめてあるので、ぜひ合わせて読んでみてください。
柔軟な思考の為のまとめ「常にどんな時でも柔軟にいる為に」


柔軟な思考のために最も重要なのはいつでも冷静沈着に柔軟であり続けることです。
せっかく問題を的確に把握して、その最適解を探せるようになったのにも関わらず、その時の状況や、自分のコンディションでせっかくの柔軟性が失われるようでは元も子もありません。
ここぞという場面で柔軟な思考を発揮するためにも、どんな時でも、上で述べた問題の把握とその最適解を模索する姿勢を崩さない、鋼のマインドが柔軟な思考を保つためには重要です。
その際気をつけなければならないポイントは
- 自分の感情に流されない
- 人の意見に惑わされない
- 期限や状況が厳しくても絶対に焦らない
これら3点です。この3点を犯して、せっかく柔軟になった思考をガチガチに固めることのないよう、リラックスして自然体で、問題に取り組んでいきましょう。
下記の記事にはこれらの方法以外にも発想力や創造力を高める思考法をぎっしりと詰め込んであるので、ぜひ合わせて読んでみましょう。
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